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社長よりメッセージ

ものづくりのスピリットを継承し、ともに世界の舞台へ

代表取締役社長 執行役員 齊野 猛司

脈々と受け継がれる、創業者のスピリット

会社名称の英語標記は、KAWASUMI LABORATORIES, INC.
この"LABORATORIES"に脈々と受け継がれる創業者のスピリットが示されています。川澄化学の歴史は、創業者の川野巧が1954年に日本初となるプラスチック製の採血・輸血セットを実用化したことから始まります。その後も医療現場の声を基に、独自のアイデア、工夫により画期的な製品を開発してきました。そこには、戦後復興期の日本において、「医療機器のものづくりを通じて、社会に貢献したい」という情熱が込められていました。
以降、半世紀以上の月日を重ねる中で、透析関連や血液関連を中心とした高品質な医療機器を社会に提供し、人々の健康で快適な生活に貢献してきました。創業から60年以上たった今も創業者のスピリットは風化することなく、脈々と私たちに受け継がれています。セミオーダー式の大動脈用ステントグラフトやユニークな形状の胆管ステントなど、世界でも類を見ないオリジナリティー豊かな製品を生み出し、世界を舞台に医療に貢献していることがその証です。

企業変革により、世界という舞台へ

今私たちは大きな転換期を迎えています。“社会に貢献するものづくり精神”を受け継ぎながら、さらなるグローバル化に向けてさまざまな施策を実行しています。直近の取り組みを3つご紹介します。
先ず一つ目は、新製品開発の加速です。2019年に新製品として世に出した胆管ステント、大腸ステントが、グッドデザイン賞を受賞しました。海外メーカー優位の市場に投入された日本初の製品の革新性、機能性が評価されたものです。これにとどまらず、日本発の特徴ある製品開発に取り組んでいます。
二つ目は、2021年10月に、研究開発拠点を大分県から神奈川県川崎市(キングスカイフロント)へ移転させ、あわせて本社機能も集約する予定です。羽田空港近隣という地の利を活かして、国内、海外のニーズを汲み取る体制を強化します。
三つ目は、2020年10月に住友ベークライト株式会社のグループの一員になったことです。同社は、フェノール樹脂を国内で最初に産業化した「プラスチックのパイオニア」であり、半導体関連製品、高機能プラスチック、クオリティオブライフ関連製品の3つの事業を展開しています。両社が医療分野で力を合わせることで、新たな競争力を創り、厳しいグローバル環境でも力強い成長を目指します。今後はお互いの技術やノウハウを共有し、研究開発の効率化やスピードアップ、営業拠点の相互活用などを行っていきます。これから入社する皆さんも、素材から製品開発に携わる、グローバルに製品開発や販売網構築に携わるなど活躍の幅が広がります。

想像力を持って自分を真ん中に置くことのできる人

グローバル企業を目指す私たちに必要な人材は、「主体性」と「多様性」の2面を持つ方です。何事にも志と責任感を持って行動する主体性は、物事を成し遂げるための大きな原動力になると考えています。
一方、企業において1人で完結できる仕事はほとんどないのも事実だと思います。多様性を尊重して周囲の人々と協力し合える、“つながりあえる”“みんなをつなげる”人材こそ、組織の中で活躍することができます。
周囲の人々と協力し合える人材とは、想像力を持って自分を真ん中に置くことのできる人。自分とその周りを見渡すには、想像力が必要です。特に医療機器メーカーである私たちの仕事は、患者さんはもちろん、開発、生産、薬事、営業など多様な部門の連携や、医療機関、公的機関、パートナー企業など社外の方々との協力が不可欠になります。
社内外、様々な人々と「患者さんのために」という共通の志のもと、協力し合いながら成し遂げる仕事の醍醐味を皆さんと分かち合いたいと思っています。

夢の実現に向けた企業選択を行ってほしい

皆さんには、ぜひ学生のうちに周囲と協力して何かを企画し、成し遂げる経験をしていただきたいと願っています。ワン・ベクトルで企画すると、様々なことが起きたときに対応できない。何が起こるのか、そのときどうするのか、物事を考える際にPlan AからPlan Dまで準備し対応する難局を、身をもって経験してください。ゼミ、部活・サークル、アルバイト…どのような形でも構いません。諦めずに粘り強く物事に取り組んだ経験は、社会に出てから大きな力になるはずです。
また、就職活動においては、できるだけ多くの企業を見て、理念や姿勢など、本質的な部分に共感する企業を選択してください。新卒で行う就職活動は、人生で一度きり。後悔のないようしっかりと企業を吟味し、自分の夢や目標の実現に向けた道へと進んでいただきたいと考えています。
私たちのスピリットに共感し、世界を舞台に、という大きな目標に向けて共に歩んでいただける皆さんとの“つながり”を楽しみにしています。

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