体外循環関連-透析

事業概要

体外循環関連-透析川澄化学は、1972年に国産第一号のコイル型ダイアライザー(人工腎臓)を開発するなど、日本国内外において人工透析治療の発展に寄与してきました。
現在、人工透析治療が必要な患者さんは全世界で200万人を超えており、生活習慣病の増加や新興国・途上国の経済発展、社会保障制度の充実などによりさらに患者数が増加しています。そして、今後もこの増加傾向は続くものと見込まれています。
川澄化学は、ダイアライザー、血液回路、AVF針、生理食塩液など、人工透析治療に必要なディスポーザブル製品の開発・製造・販売をグローバルに展開しています。

人工透析治療をトータルサポート

腎臓は血液から老廃物や毒素、余分な水分などをろ過したあと、尿として排出し、体液を浄化する働きを持つ臓器です。慢性腎不全などによって、腎臓の働きが低下すると、身体の代謝機能も低下し、血液を浄化することができなくなります。慢性腎不全では一度失った腎臓の機能は元に戻らないため、腎臓の機能を補完するための人工透析治療、あるいは腎移植が必要となります。


人工透析治療 - 血液透析、腹膜透析人工透析治療には、ダイアライザーを使用する血液透析と、自己の腹膜を介して治療を行う腹膜透析があります。日本国内では血液透析による治療が約95%を占めています。


血液透析(一般的) - 週3回、1回あたり4~5時間血液透析は、医療機関で週3回、1回あたり約4~5時間の治療が行われるのが一般的です。昼間働いている人のために、夜間透析を提供している医療機関もあります。


血液透析は、まず血管に針を刺して血液を体内から取り出す準備を行います。その後、透析装置により体内から導き出された血液は、血液回路を介してダイアライザーの内部を通過します。ダイアライザー内部には数千~一万本程度の中空糸があり、この中空糸の中を血液が通過する際に、中空糸表面の小孔径の穴を通じ、拡散とろ過の原理によって、血液からの老廃物と栄養物の交換が行われます。浄化された血液は再度、血液回路を通過し、体内に戻されます。

製品紹介

ダイアライザー(人工腎臓)

血液透析治療において、ろ過器の役割を果たすのがダイアライザーと呼ばれる人工腎臓で、ダイアライザー内部の半透膜を介して老廃物や過剰な水分の除去を行い、血液を浄化します。当社は患者さんの体質や症状に応じたダイアライザーを提供しています。

血液回路

血液を体外に循環させる役割を担います。血液をダイアライザーへ送り、ダイアライザーで浄化された血液を再び患者さんへ戻す血液の通り道です。医療機関の治療環境に合わせた規格を取り揃えています。

AVF針(翼付動静脈針)

血管に穿刺し、血液回路と連結します。 血液を体外に導き出す動脈用と、ダイアライザーで浄化された血液を体内へ戻す静脈用との2つが併用されます。当社のAVF針は欧米を中心とした海外でも評価が高く、世界一のシェアを有しています。
※当社調べ

生理食塩液

血液透析開始前に、ダイアライザーおよび血液回路内を洗浄、充填するために使用されます。また血液透析終了時に、ダイアライザーおよび血液回路内に残った血液を体内に戻す際にも使用されます。

医療関係者の方向けの製品情報(透析)はこちらから